完成イメージから選ぶ 玄関・室内の壁掛け鏡の取付方法

完成イメージから選ぶ 玄関・室内の壁掛け鏡の取付方法

自分の家の玄関や室内に、姿見や壁掛け鏡を取り付けたいけど取り付け方法が分からない、必要な取付用資材が分からないという方は、ぜひこちらのブログ記事を読んでみてください。

今回は鏡の取り付け完成イメージから選ぶ、壁掛け鏡の取付方法をご紹介します。

玄関・室内の壁の種類

壁掛け鏡の取付方法は、鏡を取り付ける壁の種類によって変わります。
一戸建てやマンション、アパートなどの集合住宅の玄関や室内の壁は、主に次のような種類があります。




・石膏ボードの壁

石膏でできた芯材の両面に石膏ボード用の原紙を貼って加工した建築材料を用いる、一般の住宅で最もよく見られる壁です。

安価で扱いやすい壁材ですが、木製の壁と比べるともろく、強い衝撃を与えると凹んだり穴が開いたりすることがあります。

通常、住宅の工事では最終的に石膏ボードの上に壁紙を貼って仕上げるため、外観では他の素材の壁とほとんど見分けがつきませんが、一番簡単な見分け方は壁に画鋲を刺すと簡単に刺さり、また画鋲を抜くと針の先に白い粉がつくことにより見分けることができます。

この石膏ボードは、その下地の有り無しや下地の種類によって鏡の取付方法が変わります。

石膏ボードの下地が木製または合板の場合


下地の部分にネジをしっかりと止めることができるため、様々な取付方法を選べます。

石膏ボードの下地がコンクリートまたは軽量鉄骨(LGS)の場合


下地の部分にネジを止めることができないため、取付方法が限定されます。

石膏ボードの下地が無い場合(下地が無い部分に取り付ける場合)


壁にネジを止めると強度がもたないため、専用のアンカーを併用するか、場合によりネジを使用しない取付方法になります。




石膏ボードの下地の素材や有り無しを調べる簡単な方法は、市販の探知器を使用する方法です。
それでも分からない場合は、建物の管理会社や施工業者にお問い合わせください。




・木製の壁・合板の壁

壁の素材が木板、または合板の壁の場合、ネジをしっかりと止めることができるため、様々な鏡の取付方法を選べます。

外観で木製の壁だとすぐ分かる場合もありますが、上に壁紙が貼られている場合は他の素材の壁とほとんど見分けがつきませんが、こちらも簡単な見分け方は、画鋲を刺すと力が必要で一度刺さるとなかなか抜けないことにより、見分けることができます。




・コンクリートの壁

打ちっぱなしのコンクリートの壁、上記の石膏ボードや合板の上から薄くコンクリートを塗って仕上げた壁、コンクリート柄の壁紙が貼られた壁など様々な種類があります。その種類により、鏡の取付方法が変わります。

打ちっぱなしのコンクリートの壁の場合は、通常のネジが効きませんので、コンクリート専用のビスやアンカーを使用するか、ビスを使用しない取付方法になります。

その他のコンクリートの壁の場合は、その下地の壁の種類によって取付方法が変わります。 上記に当てはまる種類の壁の取付方法をお選びください。

完成イメージから取付方法を選ぶ

玄関や室内の壁掛け鏡をどのような見た目で取り付けたいか、それによって鏡の取付方法が変わります。

先述の壁の種類を踏まえて、下記から希望の完成イメージを選び、取付方法を確認してください。




・壁の中空に取り付ける【金具無し】

見た目が最もすっきりとした取付方法です。




対応可能な壁:全ての壁で対応可能

専用のミラーボンドで壁に貼り付けるため、鏡を取り付ける部分の壁紙をはがす必要があります。また鏡を一度取り付けると、ほぼ外せません。

※加工オプションの「飛散防止シート加工」は必要ありません(鏡がシートからはがれる恐れがあるために対応不可)。

■取付方法の詳細はこちら>>

この場合の特殊な取付方法として、かがみどっとねっとが独自で開発した金具を使用した「EZYミラー」は、見た目がすっきりとしながら専用のミラーボンドを使用しないため、壁紙をはがさないで取り付けることができるお手軽で本格的な壁掛け鏡です。




・壁の中空に取り付ける【金具有り】

使用する金具のタイプにより、見た目の印象が変わる取付方法です。




対応可能な壁:石膏ボードの壁(下地が木製または合板)、石膏ボードの壁(下地無し※専用アンカーの併用)、木製の壁・合板の壁、コンクリートの壁(打ちっぱなし以外※下地の種類により専用アンカーの併用)

大きいサイズの鏡の場合、重量が重くなるために壁の種類により、専用のミラーボンドの併用が必要な場合があります。

施工業者に依頼する場合は、上記で対応不可でも施工業者にご相談ください。

■取付方法の詳細はこちら>>

■大きい鏡の場合はこちら>>




・壁の巾木に乗せて取り付ける【金具有り】

大きいサイズの鏡でも取り付けが可能な、金具を使用する取付方法です。




対応可能な壁:石膏ボードの壁(下地が木製または合板)、石膏ボードの壁(下地無し※専用アンカーの併用)、木製の壁・合板の壁、コンクリートの壁(打ちっぱなし以外※下地の種類により専用アンカーの併用)

鏡を巾木を乗せることにより荷重が分散されるため、大きい鏡でも取り付けが可能です。

施工業者に依頼する場合は、上記で対応不可でも施工業者にご相談ください。

■取付方法の詳細はこちら>>

かがみどっとねっとでは、鏡とレール金具や石膏ボードアンカーなどの取付資材がセットになって便利な姿見「LIMミラー」の取り扱いもあります。

まとめ

玄関やお部屋にピッタリの壁掛け鏡、取り付け方で迷っていませんか?壁の種類や仕上がりのイメージに合わせた取り付け方法をご紹介!石膏ボードや木製の壁、コンクリートにも対応できる方法が盛りだくさん。特に、壁を傷つけずスッキリ設置できるかがみどっとねっとの「EZYミラー」は手軽でおすすめ。あなたのお家にぴったりの取り付け方法を見つけて、オシャレな空間を作りましょう!